DECKマークX
このページではDECKマークXの誕生までを簡単に振り返り、自己紹介代わりとします。
私自身のプロフィールはこちら(別HP)をご覧ください。
DECKマークXはもともとはノーマルのマークX。
サーキットで走らせようという構想も購入時はありませんでした。
ただ、この見た目とサイズ感が好みで買ったクルマです。
しかし、ひょんなことからサーキット走行会に参加することになり、サーキットに持ち込んだのが第一歩でした。
その時の感想は「直線だけは速い」というもの。裏返せば、コーナリングはアンダーステアが強く、車体の重さを感じるような乗り味でした。
しかし、オーナーはサーキット走行の魅力にすっかり虜になりました。
そこでどうにかマークXを意のままに走れるようにできないかとチューニングを試みるも、何が正解で何が間違いか分かりませんでした。。。
そもそもスポーツ走行させる車ではありません。市販品はストリートスペックのものが主体でした。
目的と手段が一致していないと、パーツ自体は良いものでも狙った挙動にはなりません。
そこで訪れたのがDECKさんでした。
ランエボXに乗る知人の紹介でした。
DECK社長は「マークXでサーキットを走る」という僕の要望に対して、ワンオフのダンパーを制作してくださいました。
このダンパーでようやくFRスポーツ車っぽい挙動を手に入れることができ、手応えが得られたことからチューニングは加速していきました。
フルバケットシートを入れ、
車重と動力性能に見合うブレーキを投入し、
トラクションやブレーキング時のリヤの安定感を得るために機械式LSDを投入。
機械式LSDはコーンスプリングタイプに拘ってCUSCO TYPE MZを特注。
さらにアライメントを適正化も行いました。
一通りチューニングが煮詰まったところで、
走行のステージをミニサーキット主体から国際サーキットへシフト。
実はチューニング開始時に「このクルマならミニサーキットよりも国際サーキットのほうが楽しい」と、チューニングの目線はこちらに置いていました。
こんな感じで遊んでいたらHot Versionさんから DECKさんへ「撮影に車を貸してほしい」とオファーが届きます。
サーキットを走らせるつもりなど全くなかったマークXが、不思議な縁でTC2000に招かれ、スポーツカーバトルに出演しました。
結果は強く期待していなかったものの、やれるだけのことはやろうと、スピードレンジの似たスパ西浦でセッティング出しをして臨みました。
結果は上々で、国内外からYoutubeに多数のコメントが寄せられました。
Hot Version出演後も細かな微調整を継続し、さらなるレベルアップを図りました。
鈴鹿では2分31秒、富士スピードウェイでは2分3秒をマークします。
それでいて、脚周りを固めたチューニングカーとしては高次元な乗り心地を確保し、
一つの完成形と呼べる姿に至りました。
マークXとしてはこれ以上ないだろうというところまで仕上げましたが、
これ以上を求めるとボディ剛性やトランスミッションの性能などがネックになってくると判断し、マークXはここで幕を下ろすこととなりました。
このまま保存できると良いのですが、家庭もあるため手放すことを決断しました。
寂しい気持ちもありますが、次の車に移植したいパーツがあるため、
この状態でこのクルマが存在するのはこの冬までの予定です。